Vimテク:INSERTモードのままカーソルを移動したい時の設定
Posted: April 1, 2019
お久しぶりです。
僕はインフラエンジニアとしてキャリアをスタートしたため、普段もテキストエディタはVimを使用しています。
ここ最近、必要に駆られてプログラミングの勉強をしている時に、それは主にサンプルプログラムの模写だったんですが
INSERTモードのままカーソルを移動したい
という思いが芽生えました。
というのも、たとえばプログラミングの時には、よく関数の構文で、引数を括弧で囲うことがあると思うのですが
この時に、括弧を閉じ忘れないように、括弧を書く時には()を先に入力して、そのあと中身を記述するようにしてました。
ただ、このやり方だと、いちいち括弧がくるたびに、以下の手順を踏まないといけなくなります。
- Escしてノーマルモードにする
- カーソルが)の上にくるため、続いてiを入力しINSERTモードにする
つまり、括弧を二つ書いた後に、中身を書き始めるために2ステップ必要になります。
この2ステップを何度か繰り返していると、さすがに
INSERTモードのままカーソルを移動させたい
と思い始めました。
たくさんのクラス、メソッド、その度毎に登場する引数、囲う括弧
もう耐えることはできませんでした。
INSERTモードのままカーソルを移動させることができれば2ステップは1ステップに減りますし
たとえ1ステップでも、2ステップからの1ステップは半分だし
塵も積もれば山となるので、ステップを減らしたい、そう思いました。
というわけで調べた結果、以下を設定ファイル(~/.vimrc)に書き込めば良いことが分かりました。
imap <C-p> <Up>
imap <C-n> <Down>
imap <C-b> <Left>
imap <C-f> <Right>
引用元:qiita.com
なお、今回の僕の希望が左右のカーソル移動だったこと、Ctrl+pではデフォルトの入力補完機能を使いたかったことから
僕は上記の下二行のみを記述して使っています。
Vimを使用されている方にはおすすめです。時は金なり。
以上、Vimテクでした。